火災保険の利用方法をきちんと学ぶ

住宅の雨漏りで火災保険利用~いろいろ知っておきたい注意ポイント~

住宅の修理にかかる費用を火災保険で支払う際は、事前に火災保険の利用方法をしっかり学んでおく必要があります。内容を把握せずに修理を依頼してしまうと、施工にかかる時間や費用が増えてしまう可能性が高いです。

火災保険を請求する前に知っておきたい注意しておくべき4つのポイント

注意その1~雨漏りの原因によっては火災保険の支払いが複雑になる~
マンションなどの住宅でも雨漏りなどのトラブルが発生することはありますが、トラブルの原因によって火災保険が適用できるかどうかは変わってきます。上階に住んでいる人の影響によってトラブルが発生した場合は第三者の保険を適用することになりますし、建物の老朽化でトラブルが発生した場合は自費で修理工事を依頼しなければなりません。そのためマンションやアパートなどの共同住宅で雨漏りなどが発生した際は、保険金の支払いや手続きが複雑になってしまう可能性が高いです。原因によっては火災保険が適用できなくなってしまうこともあるので注意しましょう。事前に住宅の調査を申し込んでおくと、スムーズに住宅修理を進めることができます。
注意その2~火災保険の申請条件を知る~損害金20万円以上の意味~
火災保険を申請するには、損害額が20万円以上でなければなりません。多くの方はこの損害額を個人が負担すべき金額として考えていますが、それはただの勘違いです。火災保険の条件に記載されている損害額とは住宅に発生した損害を修理するのに必要な金額のことであり、必要な修理費用が20万円以上であれば保険を利用することができます。住宅の修理費用は20万円を軽く超えることが多いので、保険を使って住宅修理を行なうことができるか不安な方は一度住宅を調査してもらいましょう。業者の方に調査を依頼すれば屋根などの場所を徹底的に調べ、修理費用の見積もりをすぐに掲示してくれます。まずは調査を実施してもらうことで保険が利用できるか確認することがとても重要です。
注意その3~火災保険加入のタイミング~
火災保険を利用して雨漏り修理を実施するには、トラブルが発生する前に火災保険を契約しておく必要があります。保険に加入していない状態で住宅にトラブルが発生してしまった場合、修理費用は個人で負担しなければなりません。場合によっては数百万円以上の修理費用が必要になることもあるため、そういった場合に備えて前もって火災保険を契約しておくのが適切です。住宅でトラブルが発生した後に火災保険を契約しても、修理費用を保険で賄うことは不可能です。火災保険は利用しても保険料が上がったりすることがなく、契約期間の間は何度でも保険金を支給してもらうことができます。所有している住宅をきちんと守り続けたい場合は、住宅の購入時に火災保険を契約しておきましょう。
注意その4~火災保険の利用を強引に勧めてくる悪質業者の存在~
火災保険を利用して工事を行なえば、住宅を無償で直すことは可能です。しかし修理を実施する業者が悪質な場合、強引に雨漏り修理などを実施されてしまう危険性があります。工事内容があいまいなまま修理を実施すると住宅に悪影響を与えてしまい、トラブルが悪化してしまうことが多いです。そのため火災保険を利用して修理工事を実施する場合は、信頼できる業者に修理を依頼しなければなりません。これから住宅の修理を依頼しようと考えている方は業者の信頼性をよく確認しておき、間違えて悪質業者に修理を依頼しないように注意しましょう。特に近年はこうした悪質業者による修理トラブルが頻発しているので、修理を強引に進めてくる業者に出会った際は要注意です。

住宅の雨漏り補償は火災保険だけじゃない

家

住宅で発生した雨漏りの修理費用を負担してくれるのは、火災保険だけではありません。現在はいろいろな会社がさまざまなサービスを提供しており、火災保険に加入していない方でも無償で住宅修理を依頼することが可能です。

火災保険以外の選択肢

火災保険以外で雨漏り修理を補償してくれる保険ってないんでしょうか?
住宅で発生した雨漏りなどのトラブルを解決するには、修理工事を実施する必要があります。火災保険に加入している方は保険を利用して修理を行なうことができますが、保険に加入していない方は修理費用が全て自己負担となる可能性が高いです。
工事に必要な資金を準備するのが難しい場合は、事前に住宅瑕疵担保責任保険と契約を行なっておきましょう。住宅瑕疵担保責任保険は新築して10年未満の住宅に発生したトラブルの修理費用を補償してくれるので、雨漏りなどのトラブルを迅速に解決することができます。
この保険は仮にサービスを提供している事業者が倒産していても、供託制度を利用することで無料修理を行なうことが可能です。そのため誰もが安心して利用できます。

古い住宅で住宅瑕疵担保責任保険の利用を検討している場合は要確認!

住宅瑕疵担保責任保険の利用を検討しているなら築10年以上かどうかをチェック(保険のプロ)

住宅瑕疵担保責任保険は火災保険に加入していない方にとって最適な保険ですが、保証期間は築10年未満の住宅までが対象と最初から決まっています。そのため所有している住宅が建築してから10年以上の場合は、住宅瑕疵担保責任保険を利用して修理工事を行なうことができません。築10年以上経過しても保険で住宅の修理費用を賄いたい場合は、住宅瑕疵担保責任保険の期限が切れた後に火災保険を契約しておきましょう。二つの保険に同時加入することは可能ですが、この方法を実施してしまうと一年に支払う保険料が大幅に増えてしまう可能性が高いです。そのため、二つの保険を活用する際はまず住宅瑕疵担保責任保険を活用し、保証期間が切れた後に新しく火災保険を契約するのが最適です。

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