火災保険を利用した住宅修理の手順

屋根の雨漏り修理で火災保険を請求するなら風災補償に注目

火災保険を適用して雨漏り修理などを実施する場合は、保険を利用できる条件をクリアする必要があります。ここでは火災保険の中に存在する風災補償の説明や、風災補償を利用する際に満たすべき条件などを記載しています。

火災保険の風災補償って何?~雨漏り修理の基礎知識~

屋根の修理を無償で実施するには、火災保険の中に存在する風災補償を活用する必要があります。風災補償は風や雹などの災害によって発生する被害を補償してくれるものであり、うまく活用すれば住宅の修理にかかる膨大な工事費用を保険で賄うことが可能です。しかし風災補償を利用するには、住宅に発生した雨漏りなどのトラブルが風災で生じたものと証明しなければなりません。そのため、自宅に鑑定士を招き、屋根などの場所をチェックしてもらいトラブルの原因を特定してもらうのが一般的です。自宅の調査にかかる時間は住宅の大きさなどによって異なるので、風災補償を利用する予定の方は早めに調査を依頼しておくようにしましょう。

風災補償で認められる「強い風」のレベル

火災保険の風災補償でいう風は「最大瞬間風速20m以上」の風(保険会社/受付スタッフ)

強い風が原因で住宅に悪影響が生じてしまい、雨漏りなどが発生した場合は風災補償を使って修理を行なうことが可能です。しかし風災補償で定義されている強い風とは、最大瞬間風速が20メートル以上の風になります。この数値よりも弱い風で住宅が被害を受けた場合、風災補償を使って住宅修理を行なうことはできません。そのため風災補償を利用して住宅修理を依頼する場合は、発生した風の強さをよく調べておくようにしましょう。最大瞬間風速が20メートル以上と確認されれば、突風や強風などの風で生じた被害もしっかり補償してもらうことが可能です。逆に台風の影響で雨漏りが発生しても、瞬間最大風速が20メートル以下だった場合は補償対象にはなりません。

火災保険を請求して雨漏り修理を行なうまでの一連の流れ

男女

強い風によって雨漏りが発生した際は決められた手順に沿って手続きを行ない、雨漏り修理を実施しておきましょう。ここでは雨漏り修理を実施するまでの流れと、火災保険を適用する際に注意すべき点などを説明します。

火災保険の請求方法

保険会社ではない調査専門の第三者機関に連絡

火災保険を適用して雨漏り修理などを依頼する際は、すぐに保険会社に直接連絡をとろうと考えることが多いです。しかしこうした対処をとると、保険会社から支給される保険金が減額されてしまう可能性があります。保険金の額が少なくなるのを回避したい場合は、住宅調査を専門に取り扱っている第三者機関へ調査を依頼するのが適しています。しかしなるべくスムーズに屋根の修理を行ないたい場合は、保険会社に修理の相談や住宅調査を依頼するのが最適です。保険会社が直接第三者機関などに調査を依頼するので、屋根の修理にかかる時間を短縮することができます。火災保険を利用して屋根の修理を依頼する際は、それぞれの目的に適した調査方法を選ぶようにしましょう。

保険会社へ連絡・保険会社側の調査

保険を適用して屋根の修理を依頼する場合は、気軽に保険会社へ連絡を行なうことを控えなければいけません。保険会社の方は最初の電話連絡を保険申請ととらえてしまうことが多いため、安易に問い合わせや相談を行なうとそのまま手続きが進行してしまう可能性が高いです。そのため屋根の修理を行なう場合はまず住宅調査を実施してもらい、きちんと原因や雨漏りの発生場所が判明してから保険会社へ連絡をとるようにしましょう。連絡を行なうと保険会社が再度調査を実施し、火災保険で修理可能なトラブルかどうかをチェックします。また自宅の現場調査を実施する際は数万円程の費用がかかるので、調査を実施する際はきちんと調査費用を用意しておかねばなりません。

保険金額の決定・支払い・雨漏り修理

保険会社が風災補償の申請を認定した後は、指定された口座に保険金が入金されます。保険金を受け取った後は迅速に住宅修理を依頼し、雨漏りなどのトラブルをすぐ修理してもらいましょう。修理の依頼を行なう際に工事を希望する日時を指定しておけば、それぞれが希望する日に修理施工を実施してもらうことが可能です。工事が完了した後は実施された施工内容をきちんと確認し、内容に納得できた場合はそのまま施工費用を支払うことで作業は完了となります。火災保険を利用して雨漏り修理を実施する際はいろいろな手続きが発生しますが、手続きのほとんどは業者や保険会社が実施してくれるので手間はかかりません。修理を実施する際は、信頼できる業者に修理を依頼するようにしましょう。

屋根部分の雨漏り修理で火災保険を請求~トータルでかかる期間~

火災保険の請求から支払いまでにかかる期間ってどのくらいですか?
火災保険を利用して住宅修理を行なう場合、保険金が支払われるまでには数か月程かかります。場合によっては半年程の月日がかかってしまうこともあるため、住宅修理を依頼する場合はできるだけ早めに依頼を行なっておくのが最適です。
住宅修理を行なう際は自費支払いが発生しないように、きちんと保険申請が可決されるのを確認しなければなりません。結果を確認せずに修理工事を実施することはできますが、こうした対応を行なうと申請の否決や保険金の減額によって修理費用を自己負担することになる危険性があります。
そのため工事を依頼する際はきちんと申請結果が出るのを待ち、支給される保険金の額を確認してから修理を依頼するようにしましょう。

TOPボタン